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    モーリス・シュヴァリエ

    モーリス・シュヴァリエ


    本名 Maurice Auguste Chevalier
    生年月日 1888年9月12日
    没年月日 1972年1月1日(満83歳没)
    出生地 パリ
    国籍 フランス
    配偶者 Yvonne Vallée (1927-1933)
    Nita Ray (1937-1946)

    フランス出身の俳優、歌手。フランス、アメリカをまたにかけて活躍した稀代のエンターテイナー。

    パリで生まれ、父はアルコール依存症のため、母が毎日身を粉にして働いて家計を立てるという貧しい家庭に育つ。
    10歳のときにアクロバットの芸人としてデビューした後、カジノ・ド・トゥールネルに移って当時の有名俳優の物真似をしながら週給10フランを稼ぐ。
    1904年にエデン・コールセンに出演して日給12フラン。
    さらにブリュッセルのスカラ座に移って日給20フランの芸人となる。
    1907年にエルドラドでアンリ・クリスティ作詞による最初のシャンソン「美少年」を歌う。
    1908年、フォリー・ベルジェールの舞台『びっくりさせられるワルツ』でミスタンゲットと共演したのがきっかけで、恋に落ち、その後、交際は10年近く続いた。
    1910年ごろから映画には端役として出る。
    1913年に徴兵猶予の期間が切れたので軍隊に入隊。
    1914年には『びっくりさせられるワルツ』の映画化でミスタンゲットと共演。
    しかし第一次世界大戦が勃発して、前線に動員されたが戦闘中に負傷し、捕虜として中央ドイツのアルテン=クラボウの捕虜収容所に収容される。

    大戦後はミュージック・ホールにカムバックし、もっぱら舞台中心に活躍、やがてその評判は遠く海外まで及び、フランスで最も有名な寄席芸人の一人となる。
    1926年、当時出演していたブーフ・パリジャンの踊り子イヴォンヌ・ヴァレと愛し合うようになり、この頃、シュヴァリエが神経衰弱に陥っていたのを彼女が看病していたこともあって、母の勧めで結婚する。
    1928年に、シュヴァリエの魅力に目をつけたハリウッドに招かれる。
    1929年にリチャード・ウォーレスの『レビューの巴里っ子』、エルンスト・ルビッチの『ラヴ・パレード』に出演、パリジャンの洗練された身のこなしで大変な人気を呼ぶ。瞬く間に世界中で最も出演料の高いスターとなった。
    その後もルビッチの『陽気な中尉さん』『君とひととき』『メリイ・ウィドウ』
    ルーベン・マムーリアンの『今晩は愛して頂戴ナ』に出演、ジャネット・マクドナルドとの名コンビぶりでアメリカの大衆をも魅了した。
    1936年にジュリアン・デュヴィヴィエの『シュヴァリエの流行児』などフランス映画に出演、その一方でニタ・ラヤを相手役にカジノ・ド・パリに出演してシャンソンを歌う。

    第二次世界大戦後はルネ・クレールの『沈黙は金』に出演。
    1950年にはヴァリテ座の舞台に立って、芸歴50年に及ぶその集大成ともいうべきワンマン・ショーを開催、大成功を収める。
    1957年から再びアメリカ映画にも出演、ビリー・ワイルダーのラブロマンスの傑作『昼下りの情事』
    1958年のヴィンセント・ミネリのアカデミー作品賞受賞作のミュージカル『恋の手ほどき』に出演した。
    1959年にアカデミー特別賞を受賞。
    1968年に、80歳の誕生日を迎えることから、パリのシャンゼリゼ一座で引退リサイタルを上演、パリ中の喝采を浴びたのを最後に、70年に及ぶ芸能生活に幕を閉じた。その後はパリ郊外の別荘で静かな余生を送っていたが、1972年1月1日、83歳の天寿を全うし稀代のエンターテイナーは世を去った。

    出演作品
    レヴューの巴里っ子 Innocents of Paris (1929年)
    ラヴ・パレード The Love Parade (1929年)
    パラマウント・オン・パレイド Paramount on Parade (1930年)
    チュインガム行進曲 The Big Pond (1930年)
    巴里選手 The Playboy of Paris (1930年)
    陽気な中尉さん The Smiling Lieutenant (1931年)
    君とひととき One Hour with You (1932年)
    今晩は愛して頂戴ナ Love Me Tonight (1932年)
    坊やはお休み A Bedtime Story (1933年)
    恋の手ほどき The Way to Love (1933年)
    メリィ・ウィドウ The Merry Widow (1934年)
    シュヴァリエの巴里っ子 Folies Bergère de Paris (1935年)
    ジュヴァリエの流行児 L'Homme du jour (1936年)
    シュヴァリエの放浪児 Le Vagabond bien-aimé (1936年)
    沈黙は金 Le Silence est d'or (1947年)
    王様 Le Roi (1949年)
    昼下りの情事 Love in the Afternoon (1957年)
    恋の手ほどきGigi (1958年)
    バラ色の森 A Breath of Scandal (1960年)
    カンカン Can-Can (1960年)
    ペペ Pepe (1960年)
    ブラック・タイツ 1-2-3-4 ou Les Collants noirs (1960年)
    ファニー Fanny (1961年)
    すてきなジェシカ Jessica (1962年)
    難破船 In Search of the Castaways (1962年)
    パリが恋するとき A New Kind of Love (1963年)
    彼女は億万長者 I'd Rather Be Rich (1963年)


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    『Maniac cinema 人物紹介 モーリス・シュヴァリエ』

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    ジャンル : 映画

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